市村 啓二
Ichimura Keiji/いちむら けいじ
徳島県出身/11月12日生/A型
理事
俳優・脚本・演出・演技指導
スピーチトレーナー

20代は全国巡演する劇団に所属し、2,000回以上の舞台に立つ。30代は東京を拠点に演劇活動を続け、俳優業と平行し、脚本、演出も始める。近年は脚本家・演出家として東京にとどまらず、全国各地から依頼を受け舞台を創作。また、演劇で培った経験を活かし、社会人への「表現力講座」、留学生への「日本語講座」も好評を得ている。今後の目標として、学校教育現場での「演劇を活かした自己表現授業」の普及を目指す。2016年 脚本・演出・出演作「HandY-ハンディ-」が第13回杉並演劇祭にて「大賞」受賞。近年は「プリキュア・ドリームステージ(総合演出)」「岡山子ども未来ミュージカル(演出)」「大分県民芸術文化祭開幕事業・創作劇(作・演出)」「大分日田市民ミュージカル(出演・演技指導)」とフィールドを全国に展開中。
大切にしていること
俳優として
《日本人の代表をめざして》
僕は特別スタイルがいいわけではありません。美しい声をもっているわけもありません。抜群な運動神経もなく、平均的な日本人です。それでも俳優をしています。だからこそ俳優をしています。日本人の代表として舞台に立ち、お客様に「自分の代弁をしてくれてありがとう」そんな感想をいただけることがしあわせです。
演出家として
《魅力を最大限ひきだす》
予算、時間、人数、 会場条件、さまざまな制約の中で舞台は創られます。どんな条件、どんな状況でも最良をめざして、ときに大胆に、ときに潔く、 出演者が輝くことを最優先に〈キャスト・スタッフと 共に創り出す演出〉を心がけています。
脚本家として
《本当の声を届ける》
新しい作品にとりかかる事は僕自身多くの発見があります。 数多くの発見の中にある〈本当の声〉を届けたい、どんなに絶望的なテーマであっても〈最後は希望に向かいたい〉そんな思いを文字に込めています。
演技・表現指導として
《技術よりまず熱を伝える》
僕自身、器用な俳優ではありません。アタマで理解できても体現するまで時間がかかります。そんな自分だから根気よく、そして親しみやすく指導します。むずかしい理論よりも、まずはとにかく身体を動かす、技術よりも、まずは熱を伝えるところからはじめます。 対象は若手俳優、社会人、シニア、高校生、幼稚園生と幅広く行っています。
スピーチトレーナーとして
《型にはめるのではなく個性を磨く》
俳優で磨いた発声・表現を活かして、社会人を対象に講座を開いています。表現には正解はありませんが〈あなたが魅力的に伝わる方法〉はあると思います。表情、発声、目線、姿勢、会話の内容やテンポなどの観点から〈個性が輝く表現方法〉を指導しています。